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仕事とプライベート、あなたは日頃どちらを優先していますか?
昨今”ワークライフバランス”の必要性が注目されているように、仕事と生活の調和は個人にとっても社会にとっても大きな課題です。今回は保育士さんを中心に現在抱えている不満や希望など、ワークライフバランスに関するホンネを伺ってみました。
 

◆ワークライフバランスとは…◆
「仕事と生活の調和」とも説明されるワークライフバランスとは、「仕事」と育児や介護、趣味や学習、休養、地域活動といった「仕事以外の生活」との調和をとり、その両方を充実させる働き方・生き方のことです。(参考:政府広報オンライン

 

保育士さんに聞いた!ワークライフバランスの現状は?

保育士さんのお仕事のイラスト
保育業界はとても多忙。仕事が忙しく家族とゆっくり過ごせない、自分の時間が持てないというお悩みが【保育のお仕事】にも日々多く寄せられます。そこでまずは保育士さん、幼稚園教諭さんのワークライフバランスの現状を調査してみました。
 
仕事とプライベートの比率
 
今回アンケートにご協力いただいたのは、保育士さんを中心とする109名の皆さま。グラフを見てみると最も多かったのは仕事とプライベートの割合が5:5という回答で37.5%。次いで【仕事】4:【プライベート】6が12.5%、【仕事】8:【プライベート】2が11.5%という回答が多くなりました。
 

ある程度仕事と私生活のバランスが取れている方がいる一方、特に20代前半から30代前半の方の中には、どうしても仕事の割合が多くなってしまっているという方も多く見られました。

 

本当はもっとプライベートも充実させたい!

親子のイラスト
続いて、現在の仕事とプライベートの割合に満足しているかを聞いてみたところ、「満足している」と回答したのはわずか10.8%。67.6%は現状に「満足していない」ということがわかりました。
 
満足度
 
また、理想とするワークライフバランスの目安についても伺ってみたところ、【仕事】6:【プライベート】4、【仕事】5:【プライベート】5がともに27.0%、次いで【仕事】3:【プライベート】7が18.9%、【仕事】4:【プライベート】6が13.5%となりました。
 
理想のワークライフバランス
 
一見すると仕事の割合をもっと増やしたいというニーズもあるように感じますが、【仕事】6:【プライベート】4を希望すると回答した方の多くは、現在仕事により多くの労力を割いています。
 

上記を考慮して見てみると、少なくとも仕事は暮らし全体の6割程度にとどめて、バランスを取りながらもプライベートを充実させたいと、多くの方が考えていることが分かるホィね!

 

職場にあったらいいなと思う制度は?

話す女性
理想とするワークライフバランスを実現するために、職場にあればいいなと思う制度を聞いてみたところ、「有給をきちんと消化できる制度(20代)」「週休二日制(50代)」「子どもの行事に使える有給(30代)」「看護や介護のための休暇制度(40代)」「家族のバースデー休暇(40代)」など、休暇制度に対する要望が多く見受けられました。
 
また保育士さんの場合、実質帰宅後や休日に無給で仕事をすることも多く、業務量そのものを減らすべきというご意見や、休日も業務のやり取りができる体制を改善すべきという声も挙がりました。
 

ギリギリの人数で回しているから、家族のことなどで突発的に休みたくても、休めないことがあるのが現状…。正職員、臨時職員にかかわらず、その部分を改善してほしいという要望が多かったです。保育士さん不足は、預ける側だけでなく働く側にとっても大きな問題だということが伺えます。

 

生き生きした毎日のために…私たちが望むこと

保護者のイラスト
最後に、現在の仕事とプライベートとの両立で不満に感じていることを自由回答で伺いました。頂いたご意見の中から一部をご紹介します。
 

拘束時間が長く持ち帰りも多いため、平日はもちろん、休日もプライベートの予定を入れられない…。(20代)
職場に入ると少しもプライベートな時間がない。お昼くらいは自由な時間が欲しい…。(50代)
行事前などは残業しないと準備が終わらないことが多いうえ、子どもの行事とかぶってしまうと見に行くことができない。(30代)
未婚者はプライベートの予定がないと仮定され、どんなに急いでいても帰してもらえない…。(20代)

 

その他、時間的な拘束もさることながら労働に対する賃金が少なすぎるというご意見も多く寄せられました。「業務が減らないならば、せめてそれに見合った待遇を…」それもまた、間接的ではありますがプライベートを充実させる上で必要なことと言えるのかもしれません。
 

編集者より

うさぎのイラスト
生きていくためには働かなくてはなりませんが、労働は家族や自分自身の幸せにつながらなくては意味がありません。どんなにやりがいのある仕事でも、自分自身の楽しみや家族との時間など、プライベートの充実とのバランスが取れていなければ、いずれ不満やストレスが溜まりどこかしらに弊害が出てくることでしょう。
 
特に、忙しくなかなか自分の時間が持てない保育業界…。事業所や行政は今回ご紹介したようなニーズが現場にあることをふまえて、処遇改善につなげてほしいと感じました。
 

【アンケート実施概要】
・実施期間:2016年1月16日~1月29日
・実施対象:
 保育士(75.2%)・幼稚園教諭(11.0%)
 その他保育関連職(6.4%)・学生(2.8%)・その他(4.6%)
・回答者数:109人(平均年齢:32.97歳)
・男女割合:女性/95.4%・男性/4.6%
 
※ご協力いただきました皆さま、貴重なご意見をありがとうございました!

 

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