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読了の目安:約4分7秒

保育士さんには毎日記入しなくてはならない書類がたくさん!保育日誌や個別の保育経過記録といった”保育記録”もそのうちのひとつです。子どもたちのお世話に、様々な事務作業…多忙な中で記録を作成することは本当に大変ですよね。今日はすぐに実践できる、効率の良い保育記録の書き方をご紹介します!

記録の作成が残業の原因にも…?保育士さんの声

特に児童数が多い保育施設で働く方や、経験年数の少ない方にとって、保育記録の作成はとても時間のかかる業務。中には書き上げるまでに4~5時間かかってしまうという方も…。少し皆さんの声を聞いてみましょう。
保育士さんの筆記用具

  • 日誌などの記録、いつも園長に怒られます。改善したつもりでもやっぱりダメで…5時あがりの日でも園をでるのはいつも10時くらい…
  • 《参考》お悩み掲示板

  • 仕事が終わらんw 22人の個人保育記録なんて書けません。
  • 《参考》Twitter|さきちさん‏@shion5749の投稿

  • 休憩時間全く取れない…どんなに頑張って全力でお便り帳とか書いても終わらない。これでも保育記録は溜まるし、遅番だと夜まで保育ぶっ通しで、なのにやりたいこと溜まってくし…。
  • 《参考》Twitter|ゆか ‏@yuka_meloさんの投稿‏

 

保育日誌&保育経過記録で記録すべきこととは?

簡潔に記録内容をまとめる上で、記録作成ののねらいや必要な項目をきちんと理解しておくことは重要です。まずはそれぞれの記録の「定義」をおさらいしてみましょう。

◆保育日誌とは
【ねらい】
保育の実施状況を日々記録するものです。1日を振り返り「保育のねらい」との関連したポイントを定めて、子どもの姿と共に保育士さんの行為や思いを書きます。


【記録する項目】
・カリキュラム、行事、天候
・出欠席人数、欠席理由
・子どもの健康状態
・保護者への連絡事項
・保育のねらい、保育内容
・子どもの姿
・自分の反省、評価


【ポイント】
・子どもの姿を保育者の対応や思いも含めて具体的に記入すること
・活動の羅列にならないよう注意すること
・子どもの表情や言動から内面の変化を捉えること
◆保育経過記録とは
【ねらい】
保育日誌をもとに遊ぶ姿を基本に個人の動き、特に発達上記録したい内容を個別に記録するものです。継続した記録からは、子どもの変化だけでなく、保育士さんや保護者との関わりも明らかになり、次の指導計画作成に役立てられます。


【記録する項目】
・ 生活と健康に関するもの
・ 情緒面も含む人間関係
・ 言葉、理解力、運動、表現、感性
・ 家庭との相談、連絡事項など


【ポイント】
・項目に添って子どもの姿を具体的に書くこと
・子どもの良さを捉える視点で書くこと
・箇条書きにするなど読みやすさに配慮すること

園ごとにフォーマットは異なるようですが、書き方はあるできごとを取り上げて掘り下げる【エピソード】形式と、【時系列】形式の2種類。慣れないうちは無理に要点を絞るより時系列で記録する方が書きやすいかもしれません。
 

事前の計画&情報のストックが効率化の第一歩

園児用の玩具

記録が必要な項目のうち、時間がかかるのが子どもの様子についてでしょう。日々いろいろなことが起こる中で要点を絞るのは大変です。逆に0歳児担当の場合などで大きな変化がなく、記入に困る保育士さんもいるようです。

あらかじめ取り上げる内容をシュミレーション

そんな場合には、「今日はこの視点で観察しよう」「こんな遊びをして反応を見よう」とあらかじめ書く内容をシュミレーションしておきましょう。
【保育士さんのねらい】→【実践・観察】→【子どもの変化】→【反省・評価】
という流れに沿って記入しやすくなります。

気付いたことはメモしてストック

「おもしろいことをしてるな」「いつもと違うな」など気づいたときにメモするのは保育経過記録に役立ちます。心を動かされたできごとでも忙しく過ごすうちに忘れがち。メモに残すことで思い出す手間と時間を省略できます。
 

6W2Hにそって情報を整理しよう!

わかりやすい文章にはよく「5W1H」が重要と言われますが、より誤解なく意思疎通するには「6W2H」に沿って文章を組み立てることが必要です。
 
メモしたことや、記憶している出来事などをいったんすべて書き出してみてください。そこからエピソードを選んだら、6W2Hの要素に沿って情報を整理しましょう。それに保育士さんの思いや言葉かけ、その意図などを書き加えれば他の保育士さんが見てもわかりやすい記録になります。
 

例文テンプレートを集めて使おう!

疲れている時には良い文章がなかなか浮かばないもの。整理した情報をすばやく文章化するのに重宝するのがテンプレートです。ひな形に当てはめれば文章が出来上がるので、言い回しに困る場合には活用してみましょう。
 

◆テンプレートの例
「・・・と言って・・・な様子だったため、・・・ではないかと考え・・・しました。」
「・・・ちゃんのお母さんより・・・というご相談を受け・・・と回答しました。」
「・・・が必要と思われるため・・・までに(頃に)・・・します。」
「・・・時頃・・・ちゃんが・・・で・・・に熱心に取り組んでいました。」

 
最初はデータベース化するのが面倒と思われるかも知れませんが、使えそうな文面は日々「外遊び」「体調」「保護者対応」などのカテゴリ別にノートに書き溜めてテンプレート化しておくと後々便利です。
 
先輩保育士さんの過去の記録に目を通し、使えそうな文面をピックアップしておくのも良いですね
 

編集者より

手書きの文書をたくさん書くのは本当に大変ですよね。体裁も整えなくてはならない上、書くスピードにも限界が…。日々業務にあたる中で、腕や手を痛めないようくれぐれもご自愛くださいね。
 

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《参考》保育に活かす記録|保育所業務の効率化に関する調査研究より

《参考》Benesse|これからの幼児教育を考える

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