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多くの保育士さんが悩む「保護者対応」。場合によっては大きなクレームにつながることもあるので、特に気を遣いますよね。トラブルを未然に防ぐためにも大切なのが、日頃から良好な関係性を築いておくこと。今回は保護者と良い関係を作るための「褒める」コミュニケーション術をご紹介します!

どんな人でも褒められたい欲求を持っている

照れる女性
誰かに心から褒められて、嫌な気持ちになる人はあまりいませんよね。それには2つの理由があります。

◆承認欲求が満たされるため
人間には「承認欲求」という、褒められたい、認められたい根本的な要求があるため、褒められると満足感を得られます。
◆ドーパミンが分泌されるため
褒められると「ドーパミン」と言われる物質が分泌されます。ドーパミンには精神を安定させる働きがあります。

精神が安定した状態で、満足感が得られていれば、その後も冷静に、穏やかにコミュニケーションを取りやすい状態になります。「褒める」ことがトラブル防止に役立つヒミツはここにあると言えますね。
 

褒めるためにはまず自分の立場への考え方を見直そう!

春の鳥のイラスト
保育に関して多くの専門知識を持つ保育士さんですが、保護者も日々の子育ての中で悩み、学び、知識や経験を蓄えています。互いにプライドを持って子どもに向き合うからこそ、対等な「立ち位置」が重要になるでしょう。
 
例えば「保育のプロ=保護者に対しても教える立場」と思っていれば、保護者から見て”上から目線”と捉えられるような言動が、無意識のうちに表れているかもしれません。これでは褒める効果も期待できません。

「自分を高めるために、他の人からも学ぼう!」
この意識を持つことで、保護者の良いところにも、もっと気付けるようになるホィ!

 

効果的な褒め方の5つのポイント

会話中の保育士さんとママ
ここからは具体的な褒め方のポイントを5つご紹介します!

良好な関係を築くための5つのポイント
子どもと保護者を同時に褒める 我が子を褒められるのは、親ならば嬉しいもの。できるようになったことや優れた点は、ぜひこまめに伝えましょう。また、その時に「お母さんがお家で〇〇されていた努力の結果ですね!」などと、保護者の頑張りも褒めると良いでしょう。
言いにくいことの前に褒める いったん相手をリラックスさせるのはコミュニケーションの基本。深刻な話の場合にも、思わず笑顔になるような会話の後にすることで、捉え方が変わってきます。
感謝の気持ちを言葉にする 「ありがとう」も相手の努力を認める立派な褒め言葉。早く提出物を出してくれたり、行事に参加してくれたり…小さなことにも「ありがとう」を伝える習慣をつけましょう。
優越感を味方につける 〇〇ちゃんの食事の仕方はとてもキレイですね!普段特別な教え方をされているのですか?など、保護者の優越感をくすぐってあげることも効果的。「私どもにとっても勉強になります」などと伝えてみても良いでしょう。
褒めことばを形に残す 形に残るように褒めることで、喜びの感覚は持続しやすくなります。連絡帳やおたよりなどで、積極的に褒めたり感謝の気持ちを伝えたりしましょう。

 
人間には「返報性の法則」という心理があります。褒めることで、好意的に見られやすくなる効果も期待できますので、ぜひ積極的に取り入れましょう!
 

わざとらしい褒めにしないための3つのコツ

ハンドサインをする女性

保育士さんに「お母さん頑張ってるね!偉いね!」と絶賛されました。
当たり前のことしかしてないし、至らないところが多いと自覚してるのに…
親を褒めるってマニュアルがあるのですか?
《参考》Yahoo!知恵袋

褒め方を工夫しないと、不自然でわざとらしいものになりかねません。回数を重ねるにつれて不快感や不信感につながってしまうことも…。そうならないためにも、下記に気を付けましょう!
 

◆不自然な褒め方にしないための3つのポイント
【1】 「すごい」「えらい」などの単純な表現をせず、具体的に褒める
【2】 本心から賞賛したいと感じたことだけを褒める(心を込める)
【3】 人づてに伝える・人の言葉を借りる

 
3つめは、例えば他の保育士・保護者が褒めていたことを、自分の口から伝えたり、逆に自分の褒めていたことを他の先生に伝えてもらうことです。他者を入れることで信ぴょう性が高まるので、上手に活用してみましょうね!
 

編集者より

話をする女性たち
なにごとも「やりすぎ」は逆効果。相手がどんなことを気にし、何に気を配る人なのか…そこに注目して褒めると良いでしょう。【観察する/聞く⇒理解する⇒変化を見つける⇒褒める】…そんなサイクルを大切にしていきましょう!
 
保育士さんは大変なお仕事です。上手に褒めるテクニックを駆使することで、エネルギーをつかうトラブルを予防できたら良いですね!

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 →【保育士さんの保護者対応】~子ども同士のケンカ編~

 

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参考資料

特別支援教育において、保護者との連携・協力をどのように図ったらよいか
教育問題の解決方法を考える
サポートナビ保育
DirectCommunication
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