6月病
読了の目安:約5分16秒

梅雨に入りどんよりした天気が続くと、明るい気持ちになれない…なんてことありますよね。「気分が沈んで何もする気になれない…」原因はもしかしたら梅雨のお天気だけではないかもしれません。本日は少し聞きなれない心の不調【6月病】についてお伝えします。

あなたは大丈夫?知られざる【6月病】

【6月病】はいわば梅雨時期に起こる5月病。
ストレスを抱えることで心身の不調が生じる、適応障害と呼ばれるストレス障害の一種です。就職など大きな環境変化があった人が陥りやすいと言われています。
 

6月病の原因となるストレス例
・就職や引っ越し、結婚など環境の大きな変化になじめない
・新年度から保護者との関係に悩んでいる
・先輩職員の嫌がらせをうけている
・仕事量が多すぎる
・責任感が強く、自分を責めてしまう
・保育への理想と現実とのギャップに悩んでいる

【6月病】になりやすい人

6月病になりやすいのは、「几帳面・真面目・責任感が強い人」。困った人を放っておけない…、自分を責めてしまうことが多い…、子どものためを常に考える保育士さんにも多いタイプかもしれませんね。
 

なぜこの時期に心の不調が出やすいの?

悩む保育士さんのイラスト
6月は環境変化があった人にとって、緊張続きで疲れがたまってくる時期。「こんなはずでは…」と理想とのギャップに失望したり、新しい仕事や職場の人間関係がうまくいかないといったストレスが続くと、気づかないうちに身心のバランスが崩れて不調が現れます。
 
また、梅雨には日照時間が減少するため、「セロトニン」という脳内物質の分泌が減少することも原因の一つとされています。
 

こんな症状ありませんか?

落ち込む女性
最近のあなたを振り返って、次のような不調はありませんか?症状が2週間以上続く場合には【6月病】の可能性があります。放っておくとうつ病になってしまうことも…早めの対処が大切です!

<体の不調>
・便秘、下痢、腹痛がおこりやすい
・動悸やめまいがする
・吐き気がする
・肩こりや頭痛が起こる
・疲れやすい、だるい、体が重い
・眠れない、眠りが浅い
・食欲がない
<心の不調>
・気持ちが落ち込みがち
・不安や焦燥感を感じる
・イライラしてしまう
・何をするのも面倒に感じ、やる気が出ない
・判断力や思考力が低下する
・集中力がなく物忘れをしやすい
・今まで好きだったことが楽しいと思えない

「わたし、そうかも…」と思ったら

身の回りの人に相談

愚痴をいうだけでもOK!家族などの信頼できる人に話をしてみましょう。同調してもらうだけで、ストレス軽減になることもありますよ。

専門機関や病院に相談する

ちょっと敷居が高い…と思ってしまうかもしれませんが、心療内科や精神科を受診するのがおすすめです。行きづらい場合はまずは内科に相談してみても。企業や公的機関に相談窓口が設けられている場合もあります。
 

厚生労働省「こころの耳」
医療機関の検索や、電話相談窓口等の情報提供を行っています。どこに相談すればいいかわからない、時間がない…という場合には、まずは電話やメールで相談してみても良いかもしれません。
http://kokoro.mhlw.go.jp/

脳内のセロトニンを増やす!

・日光などの強い光を浴びる
・深呼吸をし、多くの酸素を取り入れる
・一定のリズムを刻む運動をする(15分程度のウォーキング、階段昇降など)
・肉、魚、大豆タンパクなどトリプトファン(アミノ酸の一種)を含む食材を摂る
・3食バランスよく食事をとり、よく噛んで食べる
・夜更かしは避け、規則的な生活を心がける

完璧を目指すことをやめる

責任感が強く真面目なあなただからこそ、少し力を抜いてみましょう。

焦らない

早く慣れなきゃ…という焦燥感は、思う以上にストレスになるもの。流れに身を任せる気持ちを持ちましょう。出来ないこと、知らないことがあって当たり前…そう思えるよう思考を変えてみることも大切です。

気分転換をしON/OFFの切り替え上手になる

休日も仕事のことを考えていたのでは、心も体も休まりません。
帰宅後や休日は、仕事のことをできるだけ考えないよう、趣味や、運動等をしてみましょう。
 

元気が出る本、映画はいかが?

気分転換…と言っても何をすればいいかわからないという方には、書籍や映画鑑賞もおすすめ。元気が出る、やさしい気持ちになれる、そんな作品をご紹介します!

書籍

コジマとキジマという二人の男性を主人公に、傷つきやすい心を守るシールドとは何かを探していく絵本。読んだ後に「自分にとって」と考えさせられる心温まる作品。

68枚の猫ちゃんの写真とほっとするキャッチコピー、偉人の逸話・格言で本当に大切なものに気づかせてくれる作品。(ワンちゃん版もありますよ!)

毎日はハッピーに満ちている。365日の素敵なハッピーをページに詰めこんだイラストエッセイ。忙しい毎日で忘れがちな些細な幸せに気づかせてくれます。

映画

もしもすべてにYESと答えたら…?すべてを否定してきた男性の人生を変えたポジティブアクションに、少し笑って、元気がもらえます。

スラム街出身で無職の黒人青年ドリスと、パリの大富豪フィリップ。正反対のふたりが心を通わせ、毎日を輝かせていく物語。観終わった後にはやさしい気持ちになれるはず。

フィンランドで日本食堂を経営しているサチエのもとには、個性的なお客さんがやってきます。初めは客の入らなかったお店が、おいしいお料理と人々の笑顔に包まれていくのは見ていてとても心温まります。
 

編集者からひとこと

相談する女性のイラスト
うつが「心の風邪」と言われるように、ストレスの多い現代社会、誰しもが6月病にかかる可能性があります。ちょっと疲れているな…と思われたら、まずはご自身の不調のサインをきちんと受け取ってあげることが大切です。
 
「いつも誰かのために頑張っているあなただからこそ、たまには自分を大切に…。」不調はそんなサインなのかもしれません。
 
じめじめした梅雨のシーズンが終われば本格的な夏がやってきます。暑い日差しに負けないためにも、今のうちに体と心をいたわって、あなた本来の元気をチャージする時間を作ってあげてくださいね!
 

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