【保育士さん関連ニュースまとめ】2017年1月編
読了の目安:約3分37秒

2017年1月の保育士さん関連ニュースをまとめました。

保育士さん待遇関連

保育士が東京に集中? 都は給与アップ、周辺自治体「不利」|東京新聞
東京都は待機児童対策として、都内の保育士の給与を一人当たり4万円強の補助を行う方針を発表しました。これを受け、周辺の自治体が「保育士を東京都に奪われる」「同じ施策をするには財政上難しい」などの声があがっています。

 

「潜在保育士」実態把握へ 県、就労意向や条件を調査|新潟日報モア
新潟県は保育士不足のため、潜在保育士の実態を把握するため動き出しました。これは初めての試みで、新潟県内の60歳未満の保育士資格保持者すべてにアンケートを送り、潜在保育士の数や、どういう条件なら働きやすいかといった条件などを調べます。アンケート結果は市町村に伝えられ、保育士の労働環境の整備に役立てられる予定です。

 

戸田市、待機児童解消へ 保育士に最大30万円給付|東京新聞
埼玉県内で待機児童が最多の戸田市では、現状の打破のために4月から3年の間、新規採用の保育士に対する就職支援金を一人あたり最大で30万円給付する制度を作る予定です。就職支援金には自己啓発のための研修費、被服費、引っ越し費用などが含まれます。この制度は、隣接する東京都による保育士一人あたり4万円強の補助を行う新政策に対抗したものでもあります。

新制度・新サービス

認可外保育にも公的補償 企業の参入促す|日本経済新聞
厚生労働省が、認可外の保育所に通う園児を国が認める損害保険制度の対象にするための検討を始めました。認可外保育所の子どもが事故や怪我に見舞われた場合、見舞金や医療費を受け取れるようにしようというものです。保護者さんにとってはより安心に子どもを預けられるようになりますが、園側にとっては訴訟のリスクや保険料の負担が軽くなるので、民間企業の参入が増えることが見込まれています。

 

認可外通所児童に保育料半額支給 大阪市|産経WEST
現在5歳児に対する幼児教育の無償化を行なっている大阪市では、無償化の対象を4歳児にまで広げるとともに、現在無償化対象外となっている認可外保育施設に通う園児も補助対象に加えます。認可外保育施設のうち国の指針にかなうものに通う園児に対し、年間の保育料の半額を支給します(30万8千円という上限あり)。

 

新日鉄住金、24時間保育所の設置を拡大 全国3カ所に|朝日新聞デジタル
現在、24時間対応の事業所内保育所を1カ所有する新日鉄住金では、4月から同様の事業所内保育所の設置を2カ所増やし、合計で全国3カ所とすることを発表しました。24時間対応の事業所内保育所を設置したのは鉄鋼業界では同社が初めてで、かつては男性ばかりだった職場に女性も増えてきているそうです。

待機児童問題

岡山市、保育受け入れ枠919人拡大 待機児童解消なお遠く|日本経済新聞
岡山市では保育定員を919人と大幅に拡大しました。ただ、待機児童の数も大幅に増えており、待機児童の解消はいまだ難しい見込みです。

 

待機解消へ保育士に教員資格者らを 3年限定で京都市方針|京都新聞
京都市は待機児童解消のため、幼稚園・小学校の教員の資格保持者に研修を受けさせ、保育所などの保育施設で働く場合に保育士とみなす方針を発表しました。2017年度から3年間の限定措置です。

 

保育所の定員増、4割が未達成 待機児童多い33市区の整備状況|東京新聞
待機児童が多いとされる南関東に位置する33市区のおよそ4割の市区では、今年4月に新設予定の認可保育所での保育定員が整備目標に届かない見込みであることがわかりました。合計で2000人強ぶんの保育枠が不足しているとのことです。

 

待機児童が久留米で急増 中心部の保育所に人気集中 [福岡県] |西日本新聞
福岡県久留米市で待機児童が増えています。公表されている数字上では待機児童ゼロであっても、数字に出てこない「隠れ待機児童」が存在していることが明らかになっています。制度変更などで保育の需要の傾向が変わったことが待機児童数急増の原因とされています。

 

その他社会問題

保育所に苦情回避「指南」…園庭は住宅と離し配置、行事予定を住民に周知 |yomiDr. / ヨミドクター(読売新聞)
保育園に対する苦情が府内で増えていることを受け、大阪府は地域住民とトラブルを避けるための保育園向けの手引書を作成しました。府ではこの手引書を府内の合計2300施設に配布する予定です。

 

東京都の動きがどう影響していくか注目

小池新都知事は子育て・保育関連の新しい政策を次々と打ち出しています。これらの中には画期的なものもある反面、これに追いつけないほかの自治体に対してはマイナスの影響を与えかねないとの懸念が出ています。またその他、全国の自治体で新しい政策や試みが次々と動いています。これらの動きが今後どう推移していくか、引き続き注意して見守っていく必要があるでしょう。

友だち追加
保育のお仕事