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私に元気をくれた!保育士さんを励ましたステキな言葉たち

一生懸命仕事に取り組む中では、ひどく落ち込む日もあるもの…。そんな時職場の先輩や同僚、保護者や子どもたちなど、身近な方の何気ない一言に救われたことはありませんか?今回は、保育士さんたちが実際に励まされたというステキな言葉をご紹介します!

職場の仲間の励ましの言葉

クローバー
業務中最も身近な存在である職場の先輩や同僚。時に厳しいこともあるけれど、頑張りを傍で見ていてくれるからこそ、思わずほろりとしてしまいそうな優しい言葉に出会えることもあります。
 

失敗して先輩に注意された時のこと。同僚に「失敗するってことは、それだけ色々やってるからだよ。何もしてなかったら失敗もしないからね。」と言ってもらえて、すごく救われた気がしました。(40代)

 

「1年目なんだもん、1人で抱え込まずにいろんな先生に気軽に相談すればいいんだよ。1年目は私もたくさん泣いたよ。でも助け合ってやっていく仕事だから…。」という言葉に励まされました。(20代)

 

書きものが苦手で悩んでいた私。以前働いていた保育園とやり方も異なり、なかなか書くことができない旨を園長に相談したところ「先生は園に来てやっと1年たったばかりやし、書き方も違うから他の先生と比べたらだめよ。」「すぐには無理だから…頑張りましょうね。」と励ましてくれました。(30代)

 

職場の先輩に言われた「自己満足でも良いから、誰にも負けないと思う強みを1つ見つけなさい。」という言葉…。言われた時は心にグッときて、もっと頑張ろうという気持ちになりました。(30代)

 

子育て真っ最中だった頃、仕事に遅刻しそうでブルーになっていた時の「大丈夫」の一言!今でも何かと助けられています。(40代)

 
仕事中は神経が張り詰めているもの…。焦っているときや業務に不慣れなうちはおさらです。だからこそ、一緒に働く仲間が優しく受け止めてくれたり、激励の言葉を送ってくれたときには、とても励まされるものですよね!
 

保護者の方からの感謝の言葉

花のイラスト
保護者対応は大変気を遣う保育士業務のひとつでもありますが、一方で子どもの家庭での様子を聞けたり、感謝の言葉を貰ったり…やりがいを感じられる仕事でもあります。毎日の送迎や連絡帳での保護者とのやりとりで出会ったステキな言葉をご紹介しましょう。
 

仕事を始めて不安だらけで結果も出せずにいた頃…自分のクラスの子どものお母さんに「うちの子いつも、先生大好きって言っているんですよ。」言われました。(20代)

 

同業者の保護者から…。「目指したい人が担任で良かったです」とおたより帳にか書かれていたとき、あぁ、この仕事してて良かった、と思いました。(40代)

 

辞めたいと何度も思いましたが、多くの保護者から「親として先生がいてくれると安心します。」と言ってもらえ、なんとか今の職場で頑張れています。(30代)

 

事情があって保育園を辞めた時、「いつも元気だった先生がいないと寂しいよ。」と園児のおばあさんから言われました。(20代)

 

『お客様の声』に「〇〇お姉さんがよく面倒を見てくださるので、安心して預けることができます。とてもありがたいです。これからも〇〇お姉さんに会いに来たいです。」というあたたかいご意見をいただきました。どなたが書いてくださったのかは分かりませんが、保育士として自信をなくしていた時だったので、とても励まされました。嬉しすぎて手帳に挟んで持ち歩いています。(20代)

 
保護者の方から感謝の言葉を貰ったときは、頑張ってきて良かったな…と感じることでしょう。多くの保育士さんがこういった言葉を明日への力にしているのかもしれませんね。
 

子どもたちからもらった癒しの言葉

ハートのイラスト
保育士さんにとって、何よりもうれしいのは子どもたちから優しくかわいらしい言葉を貰った時ではないでしょうか。ここでは心温まる癒しの一言をご紹介します!
 

「お手紙でーす」と葉っぱの手紙をくれた男の子。なんて書いてあるの?と聞くと「いつも一緒にご飯食べてくれて、寝るときにトントンしてくれて、毎日一緒に楽しく過ごしてくれてありがとうって書いてあるのー!」と満面の笑みで答えてくれました。すごく励まされて癒されました。(20代)

 

園児から「せんせい!すきー!」と嬉しい言葉を貰ったり、頼ってくれたりしたときには、必要とされていることを感じ「頑張らなきゃ」と思えます。(20代)

 

「僕は先生に会うために生まれてきたんだよ。」と2歳児の男の子に言われました。落ち込んでいた自分が思わず笑ってしまいました。ありがとうとぎゅーって抱きしめました。それ以来、落ち込みそうになったら思い出します。(40代)

 

「ここには”あなた”が必要なの」

ハートの木
最後に、ある保育士さんと定年退職される施設長との感動エピソードをご紹介しましょう。
 

「先生はここに必要なの。私の分まで頑張って!」これは、同じクラスを担任していた先輩との人間関係に悩み、保育に行き詰まり辞めるしかないと決意した夜のこと…年度いっぱいで定年退職されることになっていた施設長に言われた一言です。
 
「私はこの3月で定年。保育に携わりたくても、ゴールが決まってしまっている以上、続けることはできないの…。あなたが苦しいのもわかる。しんどいよね…。でも、子どもという一人の人間と関わる仕事の中で子どもたちの気持ちを分かろうとするあなたは…ここにいなくちゃ。私にできることはするから!私の分まで頑張って!」
 
その時、施設長は大切にされていた新聞遊びの本を私に手渡してくださいました。…涙が止まりませんでした。(30代)

 
ステキなエピソードですね…。仕事でもプライベートでも、真剣にものごとに取り組んでいると、苦しい中にふと素晴らしい出来事に遭遇することがあります。きっと今この記事を読んでくださっている皆さまにも、覚えがあることでしょう。そういった出来事は、まさにその人の人生における”宝物”となるでしょう。
 
保育士は決して楽な仕事ではありません。責任も重く人間関係が複雑な職場も多くあります。しかし、だからこそ得られる素晴らしい経験もあるのかもしれません。保育士を続ける中で、自分だけの宝物がどんどん増えていったら…そして辛いときに思い出して、少しでも笑顔になることができたら…ステキですね!
 

編集者より

ハートのイラスト
生きていると、正直辛いことの方が多いなと感じることが多々あります。しかし、そんな中にもちょっとした喜びがあるからこそ「もう少し頑張ってみよう!」と思えるもの。今回ご紹介したステキな言葉たちも、保育士さんたちが辛いときに、きっと優しく道先を照らしてくれることでしょう。
 
あなたの大切な言葉はどんなものでしょうか。辛くなったとき、どうしようもなく悲しいとき、ぜひその言葉を思い出してみてください。それはあなたの努力の賜物でもあるのです。もしかしたら、もう方法がないと思っていたところに、思わぬ可能性を見出すことができるかもしれませんよ。
 

【アンケート実施概要】
・実施期間:2015年11月14日~11月16日
・実施対象:保育士(100%)
・回答者数:16人(平均年齢:32.3歳)
・男女割合:女性/100%
 
※ご協力いただきました皆さま、貴重なご意見をありがとうございました!

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