ほいくんのパネルシアター
読了の目安:約4分8秒

子どもたちに大人気のパネルシアター。その魅力は、キャラクターに動きを付けて、生き生きと演じられること!平面の絵人形でも、少しの工夫で繊細な動きができるようになり、ワクワクするような場面展開や演出が可能になります。本日はそんな仕掛けを使った絵人形作りのポイントをご紹介します!

遠くからでも見える!イラストの描き方のポイント

マモル
パネルシアターは大勢の前で演じるため、遠くからでもわかりやすい絵人形作りが大切。まずは基本的な絵人形の作り方もかね、ポイントをご紹介します!

■用意するもの■

●Pペーパー ●鉛筆・下描き用の用紙
●マジック(太/中太) ●ボンド
●ポスターカラーや絵具などの着色用画材
●絵筆 ●ハサミ ●カッター ●糸(凧糸や縫い糸など)
【point】
Pペーパーはインターネットでも購入が可能です。折れ曲がると元に戻りにくいので、必要に応じ宅配サービスを活用すると便利。パネル布なども購入できます!
■下描き■

画用紙などに人形の下絵を描き、Pペーパーに写します。鉛筆で描きこむことができますが、消すことは難しいので慎重に!
■着彩■

縁取りの前に、絵の具などで色を付けていきます。グラデーションなどは乾いてから色鉛筆などで行うとやりやすいです!
【point】
Pペーパーは発色が通常の画用紙よりも鮮やかで、ポスターカラーのみでなく、一般的な水彩絵具、色鉛筆、クレヨンでの着彩も可能です。にじみやすいので、隣接する部分は、乾いてから塗るようにしましょう。
■縁取り&カット■
ほいくんの絵人形
完全に乾いたら、マジック等で縁取りを行います。くっきり見せるにはアウトラインをくっきり太く描くのがポイント!完成したら線に沿って切り抜きましょう。
【point】
外側のアウトラインは特に太く、中のラインはそれより若干細く描くのがポイントです。吸水性が良く、かすれやすいので、重ねるように小刻みに縁取っていきましょう!

 

Pペーパー、ネルだけで作る仕掛け【基本編】

ではここからは具体的な仕掛けの種類とカンタンな作り方をご紹介しましょう!
ヒナちゃんママ

◆表裏張り合わせ

その名の通り、裏表で違う絵を描いたPペーパー同士を貼り合わせ、反転させることで場面を素早く切りかえる仕掛け。魚が池に飛び込む、動物が背中を見せるなど、シンプルでもアイデアはいろいろ!
DSC_0053

◆袋貼り

同じ形のPペーパーの部品の、外側の部分だけをのり付けし、貼り合わせることで、空洞のある構造にする方法です。ビンのフタや帽子などを作るときに活用しましょう!

◆裏打ち

大きな絵人形の上に、小さな絵人形を重ねて置きたい時に使います。Pペーパー同士はくっつかないため、小さな絵人形の裏にネル布を貼っておくことで、重ね張りを可能にします。

◆切込み(着せ替え人形の要領)

絵人形の一部に切込みを入れておき、パーツを重ねて余分な部分を差し込むことで、固定する方法。着せ替え人形のイメージです。

◆切込みポケット

絵人形に切込みを入れ、後ろに補助のPペーパーを貼ることでポケット状にする方法です。ポケットの中に、なにかを隠しておく時などに便利!

◆重ね張りポケット

ポケットの形に切り抜いたPペーパーを、土台となるPペーパーの上に重ね、縁の部分だけのり付けする方法。カンタンにポケットができ、その中にアイテムをしまっておけます。

◆蓄光塗料

これはブラックライトシアターを行う場合に有効な手段です。光を蓄積し、暗くしてもぼんやりと光る塗料を使えば、ライトをパッと消して、いきなり別の形が浮き上がる…といった演出も可能です!
 

糸やガーゼを使った仕掛け【応用編】

ヒナ

◆糸止め

まず手足や頭と胴体など、動きを付けたい部分を別々に作っておきます。糸を通し、玉止めして固定して、動くようにすれば完成!手間はかかりますが、まるで生きているような、躍動感のある演出ができるようになります!細い糸だと切れてしまうため、2重にするなどの工夫をしましょう。
くまのこのイラスト
くまのこの絵人形

◆窓開き

Pペーパーは折り目を付けても、完全に折れ曲がるわけではなく、戸棚の扉や窓を作るには適しません。そのため、ガーゼなど柔らかい素材を蝶番にして、接着しておけば、きちんと扉が閉まるようになります。扉意外にも、ものの中身を見せる、表情をパッと変えるなど、いろいろな使い方ができます。

◆引っ張り

糸でつないだ絵を引っ張り出すなどして動きを出す方法。たまごからひよこが次々出てくる、歌を歌うときに音符が出てくるなど、絵人形に仕掛けをつけておいても良いですし、単体の絵人形に糸を付け、パネルの裏にたらしておけば、引っ張るだけでお日さまが昇る様子などを演出できます。

編集者より

イクミ
今回は仕掛けのついた絵人形の作り方をご紹介しましたが、仕掛けを動かすことに没頭してしまうと、子どもたちの様子にあわせて、臨機応変に対応できるという、パネルシアターの良さが出せなくなってしまいます。ゆとりをもって演じることができるよう、構成を考えたうえで、仕掛けのバランスを決めると良いでしょう。
 
楽しいパネルシアターで、ぜひ子どもたちを魅了してあげてくださいね!
 

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参考資料

《参考》パネルシアターの仕掛け◆その作り方と演じ方
《参考》カラーパネルシアター|アイ企画

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