つくしを見つめる子どもの写真
読了の目安:約5分13秒

3月に入り、関東ではちょうど梅が見ごろ。甘酸っぱい香りに春の訪れを感じます。とはいえまだまだ寒い日の続く毎日。本格的な春が待ち遠しいこの時期には、子どもたちと一緒に、春を探しに行きませんか?本日は保育園の外遊びやお散歩中に…気軽に楽しめる季節探しのアイデアをご紹介します!

いつもの外遊びやお散歩で「春」を感じてみよう!

春の鳥のイラスト
移り変わる季節に触れることは、子どもたちに新鮮な感動と、多くの発見をもたらしてくれます。春には春にしか体験できないことがいろいろあります。感性豊かに子どもたちが育ってくれるように…この時期にしかできない「気付き」の機会をたくさん作ってあげましょう!
 

◆五感を使って春を感じてみよう!◆
【視覚】 花の色、芽吹いたばかりの葉の色など、季節ならではの色を観察してみましょう。観察したあとは制作に活かしても色彩感覚を養うことに繋がります。
【聴覚】 鳥の鳴き声、風の音などみんなで耳を澄ませてみましょう。どんな音が聞こえたか、発見を共有しても良いですね!
【触覚】 暖かい日には遊具や石、砂場の砂に触れてみましょう。手のひらからどんな感覚が伝わってくるでしょうか?
【嗅覚】 花の匂いを嗅いでみましょう。違う種類の花は香りも異なるもの。どんな香りがしたか、共有し合っても良いですね。
【味覚】 外遊びでは難しいかもしれませんが、給食などで季節の食べ物を味わいましょう。ご家庭なら、スーパーで旬の果物や野菜を見たり、お弁当を外に持って行き、青空の下で食べるのもステキですね!

 

春の草花を探してみよう

つくしとタンポポのイラスト
この時期、公園の植え込みやアスファルトの隙間からは、草花が次々と姿をのぞかせます。見た目にも春らしさを感じることのできる、カワイイ草花を、探しに出かけてみましょう。

西洋タンポポ
西洋タンポポ
春を代表する野草。鮮やかな黄色と、たくさんの花びらが特徴です。関東タンポポとの違いは花のすぐ下がめくれているか否か。めくれているのは西洋タンポポです。英名はダンデライオン。ライオンの歯という意味なのだそう。
オオイヌノフグリ
オオイヌノフグリ
ルリ色の小さなかわいらしい花。日が陰ると花びらを閉じてしまうので、晴れた日に探しましょう。固まって咲いていることが多く、運が良ければ、一面青いじゅうたんのようになっている光景を目にすることも。
姫踊子草
踊子草
葉っぱが五重塔のようになっている草花。小さな薄紫色の花と、シソ科ならではの紫色の葉が特徴。花が白く、もう少し大きいものは踊子草と言います。
《画像著作権》Wikipedia2013Wikipedia

カラスノエンドウ
カラスノエンドウ
淡いピンク色の花が特徴的なソラマメ科の植物。とてもきれいな黄緑色の若芽をつけます(天ぷらにもできるそう)。果実が熟すと真っ黒になり、カラスを連想させるため、この名が付いたそうです。
《画像著作権》opencage.info2015opencage.info
ナズナ
ナズナ
春の七草のひとつ。ぺんぺん草とも呼ばれます。小さな白い花が本当にキュート。なでたいほどかわいい菜という意味の「撫菜」がなまって、ナズナになったそう。
《画像著作権》opencage.info2015opencage.info

【遊びへの活かし方】押し花を作ろう!

摘んできた春の花を押し花にしても良いでしょう。花びらを凹凸のないキッチンペーパーやティッシュペーパーで挟み、本の間などに挟んだら、上から電話帳などの重しを乗せます、湿気のない場所で4~5日放置しましょう。
 
できあがった押し花は、ラミネートなどを施してしおりやカードにしてもカワイイですね!専用のキットを使えば、より発色よく仕上がります。
 


 

春の野鳥を探してみよう

メジロのイラスト
春になると、小鳥たちも活発に動き出します。さえずりが聞こえたら、姿を探してみましょう。

メジロ
メジロ
鮮やかな黄緑色の体と、目のまわりの白いフチドリが特徴的なメジロは、花の蜜を求めて、梅の木などに集まることが多いです。「チーチュルチーチュルチーチーチュルチー」ときれいな声で鳴くので、近くにいればきっとすぐに気が付くはず!
ウグイス
ウグイス
早春に「ホーホケキョ」「ケキョケキョ」と美しく鳴くウグイス。きな粉色の体が特徴です。まだ寒いうちには、平地のやぶの中にいて、「チャッ チャッ」という鳴き声を出します。
《画像著作権》Cettia diphone2008Cettia diphone
ムクドリ
むくどり
春から夏にかけて繁殖する中型の鳥。オレンジ色のくちばしと、少し白みがかった顔が特徴。地上を歩いて餌を探すことが多いので見かけることも多いのでは?「リャー リャー」「キュリリッ」といった鳴き声を出します。
《画像著作権》Alpsdake2010Alpsdake

【遊びへの活かし方】鳴き声当てゲーム

実際に鳥たちの鳴き声を聞いたら、鳴きまねをしてみたり、鳴き声クイズを出して遊びましょう。どの鳥の鳴き声か当てられるでしょうか?
 

春の昆虫を見つけよう

クローバーのイラスト
寒さの残る3月上旬にはまだまだ少ないですが、暖かくなってくると虫たちも顔を見せてくれるようになるでしょう。

キタテハ
キダテハ
黄色地に黒い紋があるタテハチョウ。秋に現れてそのまま越冬しているものは、すこしオレンジがかった色をしています。花や果物に集まりやすいので、花壇などで見つけることが多いかもしれませんね。
ハナアブ
ハナアブ
腹部に赤黄色の縞模様があるアブ。野草などによく遊びに来ています。蜂などに似ていますが、人を刺したりはしないのでご安心を。動きが素早く、子どもたちが怖がることもあるので、遠まきに観察しましょう。
ナナホシテントウ
ナナホシテントウ
おなじみの赤い体に黒い七つ星がついたテントウムシ。見つけるとつい嬉しくなってしまいそう。テントウムシは上を目指して登り、てっぺんまで来ると飛び立つ習性があるので、触れ合う機会があったら試してみましょう。

【遊びへの活かし方】虫の手遊び

保育室に帰ってきたならば、春の虫たちをイメージしたこんな手遊びを楽しんでみてはいかがでしょうか?

▲【ダンゴムシもぞもぞ】
春のお散歩で出会える生き物をイメージした手遊び歌です。
 

編集者より

春のイメージイラスト
先日、近所の白梅が満開になりメジロが2羽遊びに来ていました。「あぁ、もう春なのだな…」と、厚手のコートに首をすくめて歩いていた編集者も、つい足を止めてみとれてしまいました。
 
朝番はまだまだ冷えこむ3月上旬。しかし春は着実に近づいているのです。子どもたちにも、季節がめぐる不思議と感動を、ぜひ教えてあげたいもの。自然にあふれる春の兆しを、ぜひ日々の保育にも活かしてみてくださいね!
 
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参考資料

《参考》昆虫エクスプローラ
《参考》季節の花300
《参考》野草探検
《参考》googirl

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